論文記載要領
1.投稿論文
1.1 和文論文は、A4判白紙(縦長)に、上下左右に各2 cm以上の余白を設け、12ポイント活字を用い、25字×25行の横書きに記述する。刷り上がり1頁は、本文の場合、原稿(25字×25行)4枚、図表原稿の場合2枚に相当する。
1.2 英文論文は、A4判白紙(縦長)に、上下左右に各2 cm 以上の余白を設け、12ポイント活字を用い、25字×25行の横書きに記述する。
1.3 投稿論文の構成
投稿論文の構成は、(1)表紙、(2)英文要旨・同和訳、(3)本文、(4)図・写真(5)表の説明原稿とする。著者は投稿原稿の完全な控えを手元に保存する。なお審査の過程で変更があった場合は、それらの控えもすべて保存する。
1.4 規定頁数
報文、技術報告、資料および情報は刷り上がり6頁以内、研究ノートは4頁以内とする。
2. 投稿方法
オンライン投稿システムの指示に従い行う。(URL https://www.editorialmanager.com/foodpreserve1975/ )
3.表紙
3.1 和文論文の場合、下記の記載例に準じて和文および英文表題,略表題(和文で15字,英文で6語以内)、著者名、所属、脚注:著者の住所、メールアドレスの順に記載する。
3.2 英文論文の場合は、和文表題は不要とする。
原稿添付用表紙記載例(和文論文の場合)
和文表題:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
英文表題:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
略 表 題:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
著 者 名:保蔵太郎*1・日本次郎*1・科学恵子*2・
脚 注:*1 (株)保蔵フーズ
〒123-5678 東京都〇〇区凸凹1-2-3 E‐mail―――@―――
*2 東京農業大学応用生物科学部
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1 E‐mail―――@―――
連絡先代表者:保蔵太郎
住所・所属: (株)保蔵フーズ 〒123-5678 東京都〇〇区凸凹1-2-3 TEL:000-000-0000 E‐mail―――@―――
3.3 連絡先代表者を指定した場合、「連絡先(Corresponding author)」とし、メールアドレスを記載する。
4.英文要旨・同和訳
4.1 和文論文の場合、報文,研究ノートおよび技術報告には英文要旨(150~200語程度)ならびにその和訳をつける。
例 (題名)〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
HOZOU Tarou *1, NIHON Jiro *1, KAGAKU Keiko *2
*1 Hozou Foods Co.,Ltd.1-2-3, Dekoboko, Marumaru, Tokyo 123-5678
*2 Faculty of Applied Bioscience, Tokyo University of Agriculture, 1-1-1, sakuragaoka, setagaya, Tokyo 156-8502
The relationship between low‐oxygen induced injury and respiration rate in four kinds of fruits under air, ……
Key words : 〇〇〇〇〇, 〇〇〇…(英文)
〇〇〇〇〇, 〇〇〇…(和文)
4.2 上記例のように、題名、次いで 1行あけて著者名(姓,名の順とし,姓はすべて大文字、名は先頭文字のみ大文字とする)、所属機関名および住所、次に 1 行あけて要旨本文を記載する。
4.3 英文要旨には研究の目的、方法、結果、考察および結論を述べる。英文要旨は英文を直訳するのではなく、これを読めば本文の内容をおおよそ理解できるように平素な英文で簡潔に書き、改行は行わない。なお、和訳は1.1に従い作成する。
4.4 最後にキーワードを英語と日本語、各々 5 語以内で提示する。
5. 和文要旨
文論文の場合は、英文要旨・同和訳の他、和文要旨(600字程度、1.1に従う)を作成する。
その際、表題、著者名、所属、所属住所を記載する。
6.本文
6.1 本文の構成
6.1.1 報文および技術報告
構成区分は原則として緒言(記述にあたっては「緒言」という見出し字句は用いない)、実験方法、実験結果、考察(「実験結果および考察」としてもよい)、要約、文献とする。記述にあたっては、構成区分の見出し字句の前後は1行あけて見出し字句は行中央に書く。構成区分に見出しを設定する場合は大見出し1.,2.,3.,…、中見出し⑴,⑵,⑶,…、小見出しⅰ,ⅱ,ⅲ,…のように順次区別する。
6.1.1 研究ノート
構成区分見出しを必要とせず、緒言(記述にあたっては「緒言」という見出し字句は用いない)、大見出し以下の区別で記述する。大見出しの見出し字句は原則として、直接必要な事項の字句を見出しとする。要約は大見出しにより、文献のみは構成区分見出しとする。
6.2 原稿の書き方
6.2.1 文章はひらがな(平仮名)、常用漢字および現代版仮名づかいに準拠し、平易かつ簡潔な「である」調とする。英字は半角、活字体で、はっきりと書く。
6.2.2 専門用語は原則として『学術用語集』(文部科学省学術用語審議会)による。略語または記号を用いるときは、最初に用いる箇所で正式な名称を記し、かっこ内に略語や記号を示す。
6.2.3 化学物質名は原則としてIUPAC(国際純正・応用化学連合)命名法に従い、和文論文は日本語で書く。本文中では化学式を用いず、名称を用いて書く。長い化合物名の場合は、 6.2.2 に準じて略語を用いてもよい。また、化合物の名称として、一般に使用されるものを用いてもよい。
6.2.4 数量の単位は原則としてメートル法に従い、数字はアラビア数字を用いる。
6.2.5 外国の人名、会社名などはアルファベット表記とする。ただし、例のように、周知の術語となっている人名はカタカナ書きでもよい。人名には敬称をつけない。
〔例〕 ケルダール分解法,ソモギー法,モール法,フェーリング液など
6.2.6 本文中に図・表を引用する場合、図・表および説明文が英文で書かれている場合は Fig.1、Table 1 とし、和文で書かれている場合は図1、表1 とする。挿入位置を原稿用紙の右余白に Fig.1、Table 1、図1、表1 のように指示する。
6.2.7 物理量の記号および使用上の規約は、なるべくIUPACの勧告に従う。『物理化学で用いられる量・単位・記号 要約版』(日本化学会)を参照する。
6.2.8 単位は、『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』(産業技術総合研究所計量標準総合センター)を参照する。文中に定義を明確に示してから用いる。数値は常に単位の前に置き、数値と単位を分割するために空白(space ; 半角)を用いる。単位記号はローマン体(立体)で印刷し、複数を意味する場合でも形を変えてはならない。また、文末にくるとき以外はピリオドをつけない。
6.2.9 動植物名は『学術用語集-動物学編』(文部省・日本動物学会)『学術用語集-植物学編』(文部省・日本植物学会)、(オンライン学術用語集がJ-GLOBALから検索可能)、『園芸学会用語集 作物名編』(園芸学会)などを参照し、カタカナ書きとする。学名および動植物体の加工品は例のように記載する。
〔例〕属(先頭文字のみ大文字とする)、種、変種、亜変種の部分はイタリック体とする。
リンゴ→ Malus domestica Borkh. ウンシュウミカン→ Citrus unshiu Marc.
動植物体の加工品は原則としてひらがなまたは漢字を用いる。
コムギ→こむぎ粉,小麦粉 サケ→塩さけ
6.2.10 微生物の名称および用語については『微生物学用語集英和・和英』(日本細菌学会用語委員会などによる。また微生物の学名は、以下の例のように記載する。
〔例〕 微生物の属名のみを記載する場合
Aspergillus sp.
属・種名を記載する場合
Aspergillus oryzae
亜種・変種などを記載する場合
Bacillus cereus var. mycoides
特定の菌株などを記載する場合
Escherichia coli K-12
なお、サルモネラの血清型はSalmonella Typhimuriumのように記載し、イタリックにしない。
6.2.11 酵素の分離精製、諸性質の解明および応用に関する論文では、対象酵素の酵素番号および系統名を必要箇所に記述する。酵素番号および系統名はNC-IUBMB(国際生化学分子生物学連合命名法委員会)に準拠する。
〔例〕 酵素名が系統名と異なることから、酵素番号と系統名を記述する。
グルコースイソメラーゼ(E.C.5.3.1.5, D-Xylose ketol-isomerase)
酵素名が系統名と同一のため、酵素番号だけを記述する
トリプシン(E.C.3.4.21.4)
6.2.12 数および数式については、5.3.3 の「IUPAC」を参照する。
6.2.13 文献は本文中で記載した順に通し番号を振り、本文中の該当箇所に「1)2)」、「1)∼3)」、「1)2)∼4)6)」のように上付きで指示する。本文の最後に「文献」としてまとめて書く。文献の書き方は7.に従う。文献は直接参照したものに限る。
6.2.14 本文原稿は欄外にページ番号をつける。
6.2.15 各ページには行番号をつける。
7.図・写真及び表
7.1 最小限にとどめ、同一内容のものはいずれか一方とする。
7.2 原則英文とし、 A4 判白紙(縦長)にひとつずつとする。説明文は本文と独立して完結した内容とする。。
7.3 コンピュータ画面上でも審査可能な鮮明なものとする。カラー印刷も可能であるが、印刷費用は著者が負担する。カラー印刷料金については別に定める。
7.4 英文の場合はFig.1、Table 1、和文の場合は図1、表1とする。
7.5 図・写真
7.5.1 すべての図は,同一縮尺となるように調整し文字も印刷されたときを考慮し,大きさに気を付ける。印刷された文字の縦長が 1.5 mm 以下とならないようにする。グラフの縦軸の説明文字や物理量/単位は下方から上方へ向かつて,横軸のそれは左から右へ横書きとする(ただし目盛の数字はこの限りでない)。
7.5.2 図の大きさ10cm×10cm程度が適当であり、最大でも用紙を横長にして使用する範囲にとどめる。図のキャプションおよび説明は、原図の下部に記入する。
7.5.3 写真は、明瞭なコンピュータ出力とする。
8.文献
著者が責任をもって文献を記載する。投稿論文が和文の場合は、文献が和文であれば和文で、英文であれば英文で記載し、投稿論文が英文の場合はすべて英文とする。コンマ、ピリオドおよび括弧は半角文字とする。
8.1 雑誌の記載順
著者名:論文表題、雑誌名、巻数、開始頁-最終頁、(発行年)とする。
8.1.1 著者名
和文著者名は、姓を先にし(旧姓を併記する場合は旧姓と現姓の間にハイフンを入れる)、次いで名前を書く。英文著者名は、姓を先にし、コンマに次いでfirstおよびmiddle nameのイニシャルを書く。
8.1.2 論文表題
8に準拠して書く。
8.1.3 雑誌名
和文雑誌はISSN登録の表記を略さずに記載する。ISSN登録がローマ字表記であっても、英語表記がある場合には英語で記載し、続けて括弧内にローマ字も記載する。英文雑誌の略名については、国際規格 ISO 4 に準拠する。NCBIのNLM Catalog:Journals Referenced in the NCBI Databasesで検索可能(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/journals/)。また、和文雑誌のローマ字表記が ISO 登録されている場合には、英語表記の有無を上記サイトで検索可能。
略称が不明の場合は略さず記載する。同じ雑誌が連続する場合も「同上」は用ず、同内容を記載する。英語およびローマ字表記はイタリック体にする。
8.1.4 巻数、開始頁-最終頁、発行年
巻数はゴシック体で書く。巻数を表記しない雑誌では、号数があればゴシック体にせず記載する(号数もない場合は省略する)。頁数は論文の最初と最後の頁数をen-dash(-)で結んで書く。発行年括弧内に西暦で記載する。
〔例〕国正重乃,柳沼 勲,野口智弘,高野克己,内村信宏,青柳吉紀:ゆばの褐変ならびにグルタチオンの抑制効果,日食保蔵誌,28,331-336(2002)
Ikoma, Y., Yano, M., XU Z. C. and Ogawa, K,. Isolation of a cDNAencoding active protein for kiwifruit ACC Synthesis and expression in the outerpericarp, J.Japan Soc.Hort.Sci., 68, 286-288(1999)
8.2 単行本の場合
著者名:発行年、章のタイトル、「書名」、版数、巻数、編集者名、出版社、頁数(開始頁-最終頁)(発行年)の順に記載する。
〔例〕竹生新治郎監修,石谷孝佑,大坪研一編(1995).「米の科学」,朝倉書店
Martens, H. and Naes, S.: “Multivariate Calbiration” John Wiley & Sons, Chichester. (1980).
三井清司:色素分析一般「植物色素─実験・研究への手引き」第2版,林孝三編,養賢堂,pp. 93‒150(1988).
Lians, J.R.and Ruitz, J.M.: Teaching chemistry with microcomputers “Computer Aids to Chemistryed” Vernin. G and Chanon M., Ellis Horwood, pp. 103‒153 (1986)
8.3 特許の場合
特許権者または出願者名:題名、特許番号、公告番号、または公開番号、日付(出願あるいは取得年)の順に記載する。
〔例〕藤山京司,早乙女成弘,上島輝光,小谷悠久:浸透圧の測定方法及び装置.特許第 2802344号,1月11日(2001
Fratamico, P. M., Kawasaki, S. and Kawamoto,S.:Genetic methods for speciating Campyrobactor, US Patent No. 8574843,
Nov. 5 (2013).
8.4 学会講演要旨集等の場合
学会要旨等は原則として引用しない。やむを得ず引用する場合には、国内学会は、講演者名:表題、学会大会資料名、頁数(開始頁-最終頁)、開催地(開催年)の順に記載する。
〔例〕山田大地,野口智弘,高野克己:アスコルビン酸による酸化的製パン改良機作の解明,高知,一般社団法人日本食品保蔵科学会第66回大会,p. 47(2017)
8.5 引用URL
データベースやホームページなどは更新・削除され、参照できなくなる恐れがあるのでできるだけ避ける。該当する情報を入手した年月日を括弧内に記入する。
〔例〕J-STAGE 日本食品保蔵科学会誌 β-ラクトグロブリンとグリアジンの分子間相互作用が製パン性に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps/39/6/39_325/_article/-char/ja(2020.5.10)
9. 掲載料
掲載料は下記のとおりである。カラー印刷等の頁を含む場合は別途請求する。(円:税込)
頁数 | 報文・技術報告 | 研究ノート・資料 |
1ー4 | 5,500 | 5,500 |
5 | 5,500 | 11,000 |
6 | 5,500 | 16,500 |
7 | 8,800 | 22,000 |
8 | 13,200 | 27,500 |
9 | 17,600 | ** |
10 | 22,000 | |
* | ||
*1頁加わるごとに11,000円を加算する | **1頁加わるごとに16,500円を加算する |
10. カラー印刷代
カラー印刷代は1頁 30,000円とする。(表裏印刷の場合2頁分として60,000円)(税込)
11.別刷代
別刷代は下記の通りである。(円:税込)
部数 | 別刷代 |
50部 | 11,000 |
100部 | 16,500 |
* | |
*以後50部ごとに5,500円を加算する |
12.その他
著者校正は一度だけ行う。
◆複写される方へ◆
本誌に掲載された著作物を複写したい方は、(社)日本複製権センターと包括複写許諾契約を締結されている企業の従業員以外は、図書館も著作権者から複写権等の行使の委託を受けている次の団体から許諾を受けて下さい。
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